長春、四平 レポート 

Changchun Report 2009-2014

 

 皆様、こんにちは。

 個人的に中国へ出掛ける機会が多く、当ホームページでは多くの日本人が中国の現状を正しく理解してもらうための一助にしてもらいたく作成しました。

 日本では海外(特に中国)に関する情報が非常に少なく、ごく一部の情報のみ伝えられています。そのため、海外情報に関しては、国民の間で認識に隔たりがあるのが現状です。

 また、「上海」、「北京」は知られていますが、日本と関係が深かった旧満州国の首都「新京(現長春)」はマスメディアで報道されることがほとんどありません。戦後、中国に取り残された残留孤児も多く,...人生を中国で終わる日本人もいますが...。

 2014年は第一次世界大戦が始まって100年に当たります。情報隠ぺいが多かった過去の事実を検証、再確認して、反省の上に立った新しい日本の構築が求められています。日本の良い所は伸ばし、悪い所は謙虚に改める姿勢が大切だと思っています。
 同じ敗戦国のドイツは戦後処理を行い、EUの中心国になっています。日本は戦後の反省、総括もなく、戦後の体制をそのまま引きついています。
 現在においても「基本的人権」が守られ、「報道の自由」がある社会とは言えません。国民の意見が政治に反映される社会を望みます。
 

 レート: 2010年 1元=15円、2014年 1元=18円

 

予備知識

長春市について 長春市人民政府

四平市について 四平市人民政府

 

写真で見る中国

日本から中国「長春国際空港」へ

<チケット購入とホテル予約>

 長春国際空港へは成田空港から毎週日曜日に中国南方航空の直行便があります。所要時間は2時間45分。
 しかし、往復チケットが7万円〜10万円と高い。片道でも6万円以上もする。
 日本の航空会社では直行便がなく、経由で行く場合でもチケットは一番高い。

 初めは何も分からない状況なので、日本のネットサイトRでフライトチケットを購入しました。
 当時、韓国のアシアナ航空が往復チケット5万円前後だったので、購入して頻繁に利用しました。
 また、宿泊ホテルも同様にネットサイトRで予約しました。すべてカード決済です。

 その後、DeNA(スカイゲート)を利用するようになりました。フライトチケット、ホテル共、ネットサイトRより安い(手数料が安い)。

 そのDeNA(スカイゲート)も日増しに、料金が高くなり、現在は中国の格安航空会社(LCC)「春秋航空」を利用しています。
 この航空会社はとにかく安い!通常料金の半額以下(国内航空運賃より安い)。
 日本からは茨城空港から上海浦東空港のみですが、上海浦東空港から中国各地へ乗り継ぎできます。
 茨城空港から上海浦東空港までチケット代は含め1万円〜1万5千円程度(2時間半)。上海浦東空港から長春国際空港まで1万円前後(2時間45分)。
 フライトチケット料金は季節、日時により、大きく変わりますが、一番安いチケットを選んで購入しています。
 尚、茨城空港へは東京駅から関東バスを利用します。500円と安い。所要時間は道路の込み具合により1時間から2時間で、割と快適。

<長春国際空港>

 日本から上海経由で長春国際空港へ移動。
 長春空港からは空港バスで中心街へ移動(1時間、20元)
 バスを降りてからは、徒歩またはタクシーで宿泊ホテルまで移動する。
 空港からタクシー利用すると、中心街まで約1時間(100元〜150元)。
 新高速鉄道(新幹線)を利用すると18.5元で長春駅までで行けます(12分)。長春駅からバス(1元)に乗り、10分程で中心街へ。
 料金は電車利用が一番安いですが、荷物が多いと移動が大変なので空港バスを利用しています。


 現在(2014年)開発が進み、空港、新高速鉄道(新幹線)、バスが整備され、快適な環境になりました。
 2010年、空港で日本語が話せる知識人と話をしましたが、「2020年に長春は見違える世界になる」と言っていました。
 この話は本当のことと肌で実感しています。

 ★良い点

 
 ★悪い点

  <成田国際空港>

 ・日本人なのに日本の航空会社を利用できない(長春への直行便がなく、チケットも非常に高い)
 ・空港は9時を過ぎると閑散としている
 ・国際空港なのに英語、中国語、韓国語を話せる人がいない(インフォーメーションでも同様) 外国人を雇用して活用すべき
 ・成田エクスプレスはガラガラなのに指定席のみ、夜間ダイヤも30分間隔で長い(夜間でも成田エクスプレスは料金が高いので特急を利用する人が多い)
 ・荷物が多い人が多いが、エレベータの場所が分かりづらく、そのためエスカレータを利用する人が多い(危険)

 <羽田空港>

 ・午後11時を過ぎると電車がなくなり、都心への移動はタクシー利用のみ(夜間料金で1万円はざら)
  特に、LCCは夜間運航しているのが多いので、24時間電車があることが必要、仮眠できる場所を提供してもらいたい

 <長春国際空港>

 ・機内で30分以上不要に待たされた経験がある(空港担当者の時間管理が問題)

 ★失敗体験

 ・春秋航空はLCCなのでフライト、座席、食事等すべてネット予約、荷物を預ける場合は有料、最初は分からなく大変でした。
 ・トランクは7キロ、手荷物も7キロまでの記載があったが安易に考えていました。
  これが大失敗でした。小田急線の電車事故で遅れた関係もあり、茨城空港カウンターで高額なお金を支払いました。

 

中国のホテル

長春 卓展天天酒店 ★★★★

 長春中心街にあり、日本人も多く滞在している

 一泊一部屋600元〜(1人朝食付)

 外国語(日本語、英語他)対応、無料ジム

 チェックイン12時、チェックアウト12時

 24時間電話サポート

 

長春 如家酒店(大経路店)

 中国全土にある経済的なホテルチェーン

 一泊一部屋99元〜(朝食は別途15元)

 チェックイン12時、チェックアウト12時

 [注意]

 「瀋陽」など外国人が泊まれないホテルがあり、事前確認が必要です

 

 ホテルは1泊1部屋100元の経済的な価格から800元以上の最高級ホテルまでピンからキリまであります。
 当初は日本のネットサイトを利用して予約し、色々なホテルに宿泊しました。
 その内で、短期間の場合、安心して宿泊できる長春の中心街にある「卓展天天酒店」を利用しています。すぐそばに最高級ホテルの「シャングリラホテル」があります。真向かいにウォールマートもあり、環境は申し分ありません。
 慣れてくると、ホテルと直接コンタクトを取り、予約できます。当然、安くなります。
 長期滞在の場合は中国全土に展開している「如家酒店」ホテルを利用します。設備、サービスは申し分ありません。
 現在、ホテルの予約は中国のWebサイト「elong」を利用して、料金を確認して予約しています。予約が完了すると、携帯電話に予約内容が送付されます(便利)

 ★良い点

 ・通常、チェックイン12時、チェックアウト12時なので24時間滞在できる
  ※ルーム清掃員がフルタイムで雇用される(日本はパートまたは外部委託)
 ・ほとんどのホテルはインターネット完備、100元以下でも無料で無線Wi-fiが使用できるホテルもある
 ・料金は一部屋の料金なので、二人で泊まると半額で格安(外国は一部屋料金)
 ・四つ星以上のホテルでは外国語(日本語、英語他)が話せるスタッフがいる
 ・中国のホテル予約システムは高水準で非常に良くできている(日本はIT技術がかなり遅れている)

 ★悪い点

 ・チェックインの際、保証金が必要 100元だと300元等
 ・ホテルの設備が同じ価格帯でもかなり違う(実際に確認しないといけない) 口コミを活用
 ・チェックイン時に説明はない 分からないことは聞く(外国はすべて同じ、自己責任)
 ・円安の影響で宿泊費が割高 以前5万円が6万円(海外はすべて、1ドル100円が妥当) 

賃貸マンション:手数料600元、賃料2100元/月
食事:テイクアウト ご飯1元、おかず8元
大学病院
歯医者:四平市口腔医院 受付で5元支払い(初診料、受皿)、治療費50元〜70元)
銀行:中国銀行 土曜、日曜も営業(両替は平日のみ)、ATMは24時間営業
郵便局: 土曜、日曜も営業
バス:1元/回 深センでは1元〜/回 行き先ごとにルート番号と停車場所が掲載されている(アメリカと同様)
電車
タクシー
携帯電話:中国で一番安い携帯電話を購入しました 電話機35元、SIM通話料込みで100元 型は古いが操作性は抜群 通話、メールに大活躍!
インターネット:日本のブラウザは位置情報がでたらめ(島根、東京、..)、米国は中国の現在地を示している
テレビ:スポーツチャネルで全仏、全米の決勝まで、生放送が見れました 最高!
その他
 
 

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